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2011年1月10日月曜日

新村の焼肉屋、『쌍둥이네(サンドゥンイネ)』

新村にはたくさんの焼肉屋さんが集まっていますが、人気も値段もピンからキリまで^^;
韓国では人気でも、日本人の口には「いまいち。。」と言ったお店も少なくありません。

新村の焼肉屋で個人的にお気に入りのお店は、「デジカルビ」なら『サンパンデク』(http://aribin.jp/bb/node.s/166)、「サムギョプサル」なら『肉倉庫(コギチャンゴ)』(http://aribin.jp/bb/node.s/172)ですが、値段は少し高め。。

そんな新村の焼肉屋が密集している地域で、以前から気になっていたお店がありました。
『쌍둥이네 생고기집(サンドゥンイネ センコギチプ)』。直訳すると「双子だね。生焼肉屋」となります。
「安くて美味しい」、「給料前の財布が軽い時にはとても助かる」と地元でも人気のお店です。


店舗内だけではお客さんが入り切れない為、冬場はビニールテントを使って、夏場はオープンな状態で、外にまで席を広げて営業しています。
その為、夏場は「暑そう。。」冬場は「寒そう。。」で、なかなか入る事が出来なかったお店です。

この日も店内は満席状態。テント側のはじっこに一つテーブルの空きがあり、そちらへ案内されたのですが、テントの隙間から入り込む冷気が酷く、寒くて寒くて、とても食事が出来る状態ではありません。
店員さんは、「肉を焼く火鉢を持ってきたら暖かくなるから待ってて」と言いましたが、この隙間からの冷気はどうしようもないのでは?と思いながら我慢しました。。

隣のテーブルでは20代のOLグループ(4名)が食事をしていましたが、同じように冷気が入り込んでいるはずなのに、上着も脱いで盛り上がっていました。
テーブルを見ると「チャミスル(韓国の焼酎でアルコール度19.5度)」の空瓶が6本。。
「ああ、お酒を飲めば温まるのか・・・」と、店員さんが持ってきた火鉢にあたりながら覚悟を決めていると、周りを見渡していた韓国支社の社員が「奥の席が空きそう!」と言いながら、店員さんに席の移動を交渉。
火鉢や肉もテーブルに並び始めていたので、面倒そうな店員に対して弊社の社員2名が断固と交渉して、暖かい奥の席へ移動出来ました!(^^)!

付け合せの種類は豊富です。「味噌チゲ」を始め、まだまだ加わります。
 
青唐辛子、ニラ、玉ネギ、がタップリ入ったこちらのソースでカルビを頂きます
 
このお店のお奨め「ヤンニョムケジャン」
 このお店は安いだけではなく、付け合せに付いてくる「ヤンニョムケジャン」が人気のメニューです。
「ヤンニョムケジャン」とは、蟹をコチュジャンタレに漬けた物です。
この「ヤンニョムケジャン」をお肉と一緒に炭火で焼いて頂きます。
しょうゆに漬けた「カンジャンケジャン」の方が有名ですが、私はこの「ヤンニョムケジャン」を焼いた物が大好きです^^

サービスで付いてくる「味噌チゲ」が美味しかった!
 
「キムチ」も一緒に焼いて頂きます
 
「チャドルバギ」は脂が多いので、脂を飛ばすように焼きます

「ヤンニョムケジャン」は強火で焼くと中がスカスカになるので、縁の方でじっくりと焼きます

注文したお肉は、最近ハマっている「チャドルバギ」(牛のアバラ近くの肉を、薄くスライスした物)、サムギョプサル、牛カルビ。
「ヤンニョムケジャン」は、最初の付け合せは無料ですが、追加は料金が掛かります。


店舗の奥側でストーブも近くにあったので、快適に食事が出来ました。

店内は普通の焼肉屋です。テーブルもしっかりしています。
ただ、外側の席は屋台の様な丸テーブルに貧相な椅子で、隙間風が強くて厳しいかも知れません(2件目、3件目としてある程度お酒が入った状態なら耐えられるかも。。)

お味の方は、「ヤンニョムケジャン」と「味噌チゲ」は美味しかったです。
また、全体的には会計時の値段を見ると、「まあ、納得」と言った感じでした。

最近は韓国の物価も上がっており、日本とあまり変わりません。
為替の関係で日本から行くと安く感じますが、韓国で生活している人にとっては厳しい経済状況です(日本の様にデフレでもありませんので)。
それでも韓国人にとって無くてはならないお肉を、リーズナブルに提供しようと頑張っているお店も多いと聞きます。
今後も「安くて、美味しい」と言われるお店を探して、巡って来たいと思います!

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