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2014年1月25日土曜日

国際配送料金は物流量で決まる

今日で6回目の更新となります。
既に昨年の更新回数を上回りました!(^^)!
「僅か6回の更新で、何言ってるの?」って話ですが、取り敢えず最低限の目標はクリアしたという事で^^;;

昨日は貿易について為替の話を少ししましたが、貿易をするうえで重要な項目に「国際配送料金」があります。
海外で商品を購入する際には、この「国際配送料金」が大きなウエートを占めます。

弊社は韓国向けの国際配送に、「EMS」「海運」「FEDEX」「DHL」を利用していますが、それぞれ料金やサービスに違いがあります。
例えば東京からソウルへ1kgの60cmサイズに収まる商品を送ったとします。
EMS→1,800円。海運→1,500円。FEDEX(エコノミー)→7,520円。DHL(WORLDWIDE)→7,132円。
全て一般受付の正規料金(集荷込み)です。
EMSや海運に対してFEDEXやDHLが圧倒的に高いのは、関税手続きの代行料も含まれている事や、EMSや海運よりもサイズの規制などが少ない点が反映されています。
さて、どの配送方法が弊社で一番多いと思いますか?

正解は、1位-FEDEX、2位-EMS、3位-DHL、4位-船便、の順番です。
理由は、物流量による割引運賃の適用です。

日本の国内配送でも同じですが、ショップや業者など一日に大量の商品を発送する会社は、ヤマトや佐川と後納契約を結び、割引運賃が適用されます。
以前知り合いの社長に宅配便会社との契約書を見せて貰いましたが、とんでもない価格でビックリした事があります。
最近はヤマトや佐川も新規のお客様に対しては割引価格の提示も慎重になっているそうですが、今でも圧倒的な物流量があれば、かなりの割引運賃が適用されるはずです。

その割引運賃を自社の利益とする会社もあれば(お客様からは通常の料金を貰って、その差額を利益とし、商品価格やサービスで差別化するのも方法です)、割引価格をそのままお客様に提示して、送料のお得感をアピールする会社もあります。
弊社の場合は後者で、割引価格をそのままお客様に提示していますので、上記のような結果となっています(配送方法は、お客様自身が決めますので)。

EMSにはEMSならではの価格以外の利点がありますので、「絶対にEMS!」と仰るお客様もいれば、「割高になっても良いのでDHLで!」と仰るお客様もいます(韓国でDHLは、国際的なブランド企業とされています)。

料金以外にも保険の内容や送れる商品の規制、サイズの規制など、特長は色々とありますが、一番重要なのはやはり料金です。
そして料金は、物流量によって大きく変わると言う事になります。

この物流量。国際配送の場合には毎日貨物便を飛ばして輸送していますので、相当量の物流が必要です。
貨物便のスペースが一杯になれば単価も安くなり、スペースが空いているようだと単価も高くしなくてはならないからです。
そして韓国→日本の場合は、日本→韓国のような割引価格は適用されません。
つまり、日本→韓国の物流量は毎日貨物便を一杯にする程の需要があるが、韓国→日本の物量は毎日貨物便を一杯にする程の需要はないと言う事になります(あくまでも一般の宅配便に限ったことであり、企業間の資材などの物流は分野が違いますので)。

日本の商品は韓国でも人気です。
韓国へ商品を送りたい方がいらっしゃいましたら、弊社をご利用ください。
割引運賃でご発送させて頂きます^^

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