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2010年11月30日火曜日

韓国の賃貸事情

決算期でも無いのに帳簿の整理に追われて、ブログの更新が止まっておりました^^;

朝鮮半島情勢が不安定になってきています。
12/6~ソウルへ行く手配が済んでいる為、周りから心配されていますが、今回はどうしても行かなくてはならないので、早く落ち着いて欲しいところです。

実は年内中に、韓国支社の引っ越しを検討しており、今回の訪韓は物件の契約が目的でもあります。
現在の物件が手狭になってきたのですが、同じビルにもっと広い物件の空きが出来たので、そちらへ引っ越ししようと考えています。
同じビルなら引っ越しも楽ですし^^

韓国でも賃貸物件を探す際には、不動産屋を回ったり、直接空き部屋を探したりなど、日本と変わらないのですが、引き渡しに大きな違いがあります。

日本では入居の際に、事務所でも一般向け住居でも保証金(敷金)を払い、退去の際には修繕費や清掃費などが引かれて戻っている事になっている(色々と問題になっていますが。。)為、引き渡しの際には比較的綺麗な状態で入居する事が出来ます。
しかし韓国では、保証金(敷金)は全額返金(家賃などの滞納が無い場合)の替わりに、基本的に現状引き渡しです。
当然ながら前の契約者が綺麗にして出て行ってくれれば良いのですが、ゴミや汚れをそのままにして出て行った場合には、自分で綺麗にしなくてはなりません。

掃除は仕方が無いとしても、契約後に設備に不備が見つかった場合には自己責任で修繕する必要があるので、事前チェックと契約時の大家との交渉が必要になります。

事務所などはほとんど設備が無い(ドアの立てつけや照明器具くらい?)ので、大きな問題は出ませんが、オフィステル(事務所と住居を兼用した物件で、家財道具が全て備わっている)などでは設備も多いので、チェックが重要です。

事務所の契約に必要な物は、事業者登録証・代表者の外国人登録証・韓国内の銀行口座(会社名義)・印鑑(社印)・保証金・家賃・不動産屋への礼金・などです。
会社として契約する場合には、毎月の税金計算書の発行も頼んでおく必要があります。

保証金は、一般用住居で500万ウォン~1,500万ウォン、事務所の場合には3,000万ウォン~10,000ウォン、となります。当然ながら物件の広さや築年数でも変わってきます。
家賃は月単位の締日が無く、入居した日から1ヶ月単位での請求となります。

今までは事務所が手狭だった為、打ち合わせなどは近くのカフェを利用していたのですが、これからは社内で行えるだけでも嬉しいですね~^^
落ち着くまでは色々と大変ですが。。

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