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2010年12月2日木曜日

「マッカーサーの銅像」がある自由公園

韓国鉄道公社京仁線(1号線)の終着駅でもある「仁川駅」から徒歩10分程の所に、自由公園があります。
山の上ですので、結構な坂道を登る必要がありますが、その自由公園には日本でも有名な「ダグラス・マッカーサー」の銅像が置かれています。



「なぜ韓国に『マッカーサー』の銅像が?」

1950年6月25日に勃発した朝鮮戦争は、北朝鮮が韓国の首都ソウルを奪い、釜山へ進軍を進めていました。
アメリカを中心とする「国連軍」は、起死回生を狙い「連合軍司令官マッカーサー将軍」の指揮の下に「仁川上陸作戦」を行いました。
9月15日に決行された作戦により、9月29日には「国連軍」がソウルを奪回して韓国の首脳もソウルへ戻る事が出来ました。

恩人である「マッカーサー」を称えて、上陸作戦が行われた仁川に「マッカーサー」の銅像が建てられたのです。

今年は「仁川上陸作戦」から60周年の年となり、色々なイベントや催しが行われましたが、韓国国民全てが「マッカーサー」に対して、感謝と尊敬の気持ちを持っているのかと言えば、そうでもありません。
それは、「GHQ総司令官マッカーサー元帥」による日本の占領統治を経験した日本人も同じ事だと思います。

複雑な事情が絡み合い、マッカーサーの銅像前では度々トラブルも起こっていますが、公園自体は静かで、良く整備のされた気持ちの良い公園です。
ツアーのコースにも組み込まれているそうなので、行った事がある方も多いのでは?

高台からは、仁川港や仁川市街地が一望出来て、景色も綺麗です。






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